こんにちは、ReadSpeaker編集部です。

 

今回はゲーム開発において、TTSがどのように役立つかを紹介します。

昨今はアクセシビリティやデジタルインクルージョンの観点でも欧米ではゲームにおけるAI音声が活発になっていることもあり日本でもそのトレンドが今後は顕著に見られるであろうと踏んでいます。今回はゲーム開発でAI音声を使う5つのメリットについてご紹介します。

 

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1.キャラクターの音声を作れる

AI音声を使えばゲーム内のキャラクター、NPC等の音声データを声優を使わずに作成することが可能になります。好きな時に好きなだけ音声データを作成できるようになるので開発費、予算、スケジュールを圧迫せずに開発することが可能になります。特にサブキャラクターやNPCといった位置づけの登場人物に関して、大きな予算はかけられないが音声は用意したいという場合はうってつけではないでしょうか。

 

2.開発用ビルドでテストできる

例えば、声優さんを使ってレコーディングする前に仮で音声を開発用ビルドに当てて雰囲気を把握しておく、といった使い方も可能です。声優さんの声に近しいAI音声エンジンを用意しておくことで万が一の再集録やセリフ変更などを防ぐことが可能ですので、アジャイル開発のツールとしても非常に有用ではないでしょうか。

 

3.オリジナルボイス作成

AI音声合成を使えば、実際の声をサンプリングして音声合成エンジンとして用意することも可能です。収録ボリュームの大きいキャラクターなどで予算の調整が難しい場合に一つのオプションとして独自の音声を作ってしまうということができます。

 

4.アクセシビリティの強化

視覚障がいをお持ちのプレイヤーや、子供など読みに何かしらの困難があるプレイヤーも一定数います。冒頭でもご説明した通り欧米ではデジタルインクルージョンの観点からも、こういったユーザー層にも快適にプレイしてもらえるように文字の読み上げに力を入れているAAAタイトルが増えてきています。例えば、メニュー画面、HUD全般、テキストログ、チャットウィンドウなどといった通常では音声化する必要のないものも音声として情報をインプット可能にしてあげることでアクセシビリティを強化しています。

 

いかがでしたでしょうか?最後に、弊社もゲームでご利用いただいた実績がございますのでいくつかご紹介できればと思います。

 

「クイズ王」が喋り出す!【AI音声】を使った最新音声テクノロジー『ReadSpeaker』と『KONAMI 』が創り出す「オリジナルボイス」搭載ゲームがローンチ!!

 

Google アシスタント向け音声ゲーム「ハローキティルーム」の音声にAI音声(音声読み上げ)が採用~ ハローキティの声を音声合成で再現 ~

 

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