こんにちは、ReadSpeaker編集部です。

 

ウェブアクセシビリティの提唱に効果的なカーブカット効果とは

 

ウェブアクセシビリティ機能は、対象とする人々だけでなく、全ての人に利益をもたらします。

例えば、ベビーカーを車椅子用のスロープで押し上げた経験がある人なら、その便利さが分かるでしょう。

この傾向は「カーブカット効果」と呼ばれ、ウェブサイトや市街地の歩道にも適用されます。ウェブアクセシビリティプロジェクトに理解を得る際、このカーブカット効果の概念は非常に有用です。

ここでは、アクセシビリティイニシアチブを推進する理由をいくつかお伝えします。

 

効果的なアクセシブルデザインは単なる機能ではありません。それは組織のマインドセットであり、継続的な取り組みが必要です。カーブカット効果は、その努力がなぜ必要かを説明します。

 

ビジネスシーンでのウェブアクセシビリティ

 

アクセシブルなデザインは対象ユーザーを広げ、ブランド価値を向上させ、法的リスクを軽減します。

 

しかし、2022年に実施した3,500件のランダムなウェブサイトのレビューによると、83%のeコマースサイト、78%のヘルスケアサイト、77%のキャリアサイトに深刻なアクセシビリティの欠陥があることが判明しました。

 

この調査は、企業がデジタルサービスを全員が使えるようにするために必要な時間、資金を投資していないことを示唆しています

カーブカット効果は、アクセシビリティへの投資が価値がある事を社内で認識する事にも有効です。

 

カーブカット効果へのFAQ

 

Q: カーブカット効果とは何ですか?


A:カーブカット効果は、アクセシビリティツール、機能、またはデザイン要素が意図されたよりも広範なユーザーにメリットをもたらす現象です。

障害者権利活動家からの圧力に応えて、アメリカの都市は1970年代にカーブカット(通りと歩道の間の小さなランプ)の設置を開始しました。その後、1990年のアメリカ障害者法(ADA)がこのようなランプの設置を義務付けました。

カーブカットは車椅子を使用する人々に歩道へのアクセスを提供するために設置されましたが、その後は誰もが使用しています。

 

Q: カーブカット効果のアイデアはどこから来たのですか?


A:カーブカット効果の社会現象としての認識は、Angela Glover Blackwellによるものです。しかし、Blackwellの造語は、障害者権利活動の長い歴史に基づいています。

 

Q:カーブカット効果はデジタルデザインにどのように適用されますか?


A:デジタルデザインにおけるアクセシビリティのゴールドスタンダードは、World Wide Web Consortiumによって公開されたWeb Content Accessibility Guidelines (WCAG)です。このドキュメントは、よりアクセシブルなウェブサイトを構築する方法に関する具体的な詳細を提供し、そのルールは他の多くのデジタル製品にも適用されます。

 

Q:アクセシブルなデザインに対する社内の合意を得るために、カーブカット効果をどのように使用できますか?


A:カーブカット効果を説明することで、アクセシビリティへの投資がコストよりも利益をもたらすことを理解させることができます。

 

Q:オンラインスペースでのカーブカット効果の例は何ですか?


A:WCAGの成功基準には、普遍的な利点があります。例えば、画像のテキスト説明(alt-text)、キーボードナビゲーション、調整可能なオーディオ再生速度などがあります。

 

これらの例から、アクセシブルなデジタルデザインが、はるかに多くの人々に利益をもたらすことが分かります。つまり、アクセシブルなデジタルデザインはユーザーフレンドリーなデジタルデザインです。

 

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